作業服を製造しているバートル6106は業界初のユニセックス対応

仕事をする上で着る服装は、仕事がしやすかったりTPOに合わせた服装を着るなどそれぞれの業種により異なります。作業服はその名の通り作業をするときに着るもので、危険な現場で働く作業員などが安全のために動きやすいように機能性を重視してつくられています。

最近では動きやすさだけではなく夏場の暑さから身を守る機能や、防寒対策が施されているものもあります。

昔の作業服のイメージを覆す機能性とデザイン性

作業服といっても最近ではおしゃれなものや機能性に優れたものなど多様化していますが、その中でもバートルは作業服を扱うアパレルメーカーとして広く知られています。機能性とデザイン性を兼ね備えたものであっても、それを着て作業をする人が働く現場でどのような働きを作業服がするのか、常に追求し続けることとでより良い作業服を生み出してきました。

常に完成形として自社が生みだす作業服に満足することなく、お客様の要望に耳を傾けどう向上していけるのか、安全性やコスト面など多角的に捉え続ける姿勢が多くの人の支持につながっているといえます。危険な現場で働く人に安心して働くことができるように、と自らが着る作業服を作ってくれているというだけで、気持ちを引き締め仕事にのぞむことができますよね。

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バートルの設立の歴史とは

バートルは1958年に広島県で設立された衣料用繊維製品の企画や製造、販売を行う会社として設立されました。元々はバートルという社名ではなくクロカメ被服という社名だったといいます。クロカメ被服のクロとは色の黒からきていて、黒い色は何ものにも染まらないという意味があり、またカメは亀から由来していて昔話のウサギとカメからもわかるように、カメは歩みは遅くてもコツコツ前に進むという姿から、時代に急かされないでコツコツ取り組む意味が込められているといいます。

ここまではわかりましたが、なぜバートルという社名になったのか気になりますよね。2011年に現在の社名に変更していますが、実はクロとカメをそれぞれ英語にするとBLACKとTURTLEとなり、この言葉を合わせた造語がBURTLEでバートルという社名になったといわれています。

またバートルにはBATTLE(バトルと読み、戦うという意味の英単語)という意味、また挑むという意気込みが込められているともいわれています。バートルは作業服業界に革命を起こしたといわれるほど、機能性だけを追求していたこの業界にデザイン性やスタイリッシュさをもたらしました。

現在ではこれらに加え、繊細なシルエットも人気を集めています。

バートルで作られた作業服の特徴とは?

バートルでは春夏用や秋冬用の作業服、また防寒着やインナーなど様々なアイテムを取り揃えているメーカーです。その中でもバートル6106は業界初の男女兼用のカーゴパンツ(春夏用)で人気のある作業服として知られています。

色のバリエーションは勿論、ハードな現場でも機能性が追求されたつくりや何度洗っても耐えられる生地の強さ、また帯電防止加工が施されているなど細部に渡り計算されつくした作りとなっています。多くの人に支持される理由はこのような作りに加え、細身のシルエットやユニセックスというサイズ展開も大きいといえます。

また従来、男性が多い仕事内容や現場であっても今や女性も分け隔てなく働いているので、誰が着用しても支持されるような商品を開発することは今後どの業界も求められる課題です。バートル6106の作りを見てみると両わきにツインループがあり、左後ろのポケットはピスフラップのマジックテープ留めとなっています。

右側にはペンさしやスマートフォンを入れられるくらいのポケットも作られていてとても便利です。細身のシルエットを目指したスタイリッシュなデザインとはうらはらに機能性も重視していることがわかり、細部に渡り考えぬかれた商品であると想像できます。

作業服のイメージを一変させた

作業服というと年配の男性が着るというイメージがあり、機能性以外を重視することは不必要だという風潮がありました。しかしバートル6106はそのような作りではなく、おしゃれ感があり上下セットで揃えられるほか、業界初となるレディースサイズのカーゴパンツも展開しています。

ワンタックやツータックといった作りのものが多い傾向にあった作業服ですが、それとは全く違うプレーンフロントで履いた様子はスタイリッシュさをより強調して見えます。色はネイビーやカーキ、ミストブルーやシルバーといった一見どこにでもあるような色の展開と思えますが、一つ一つの商品をじっくり観察してみると、一つの色の名前では表しきれない深い色あいがあります。

バートル6106は春夏用ですが、同シリーズには秋冬対応のものもあり一年を通しでも着用することが可能です。

一日中着ているものだからこそのこだわり

バートル6106シリーズでは全アイテムで女性サイズを展開しています。ウエストは脇シャーリングゴムを使用していて、無理なく動けるような作業を重視しています。一方で女性サイズのSSやSを用意することによりジャストフィット感を追求、また腰回りがすっきりとする機能性とデザイン性を兼ね備えた作業服は、バートルが目指す作業服のあり方を表しているともいえます。

あくまでも仕事をするための作業服という現実をしっかりと持ちつつ、ちょっとした遊び心を忘れないというそれぞれの兼ね備え、ハイクオリティの作業服を製造し続けてきたバートルだからこそ、幅広い世代から支持を集める企業へと成長を遂げていったといえます。

最近では作業服は仕事で着用されているだけではなく、プライベートで着るために購入していく人も多いです。従来の地味なデザインを当たり前と捉えず、作業服を着る人のモチベーションを上げるようなデザインやクオリティーを常に探し続けることは容易ではありません。

またこのように変革期を迎えつつそれを刷新するときには、新旧の壁はどの世界でもあるものです。

その変化を敏感に感じとり時代にマッチしたやり方を求め続けることをバートルから学ぶことができます。

概念を取っ払う

すべては仕事のための機能服を追求することである、とバートルは語っています。高品質で手に入れやすい価格への挑戦は、それを着て働く人たちへ向けたエールともいえます。高価なものが優れているという概念を取っ払い、自分はどう思ってどう感じるのか自分の感性をより良いものにしていくことこそが、このような高品質でありながら求めやすい価格の長所を、キャッチしやすいものにしていくといえます。

参考>burtle作業服:ユニフォームタウン:バートル(BURTLE)作業服の正規代理店|ユニフォームタウン